インターネットを利用する際に必要な、基本的なセキュリティ対策です。
ソフトウェアのアップデート
ソフトウェアの脆弱性を利用して侵入するマルウェアが増えています。
利用しているソフトウェアの修正プログラムをが公開されたら、できるだけ早く適用してください。
Windows、Adobe Reader、Javaの更新方法は、下記ページでご案内しています。
上記以外のソフトウェアについても、修正プログラムが公開されていないかどうかを定期的に確認するようにしてください。
自動更新機能がある場合は、ご利用をおすすめします。
ウイルス対策
ウイルスは、パスワードやクレジットカード情報などを盗み取る手段の一つとしても使われています。大切な情報を守るためにも、一度ウイルス対策状況を確認してみてください。
ウイルス対策ソフトを導入する
ウイルス対策ソフトのない、無防備な状態でインターネットに接続するのは、大変危険です。必ずウイルス対策ソフトを導入し、定期的に端末のウイルスチェックを行ってください。
また、「ウイルス定義ファイル」(※)は常に最適な状態に更新してお使いください。
※「定義ファイル」「パターンファイル」など、ウイルス対策ソフトによって別の呼び方をすることがあります。
ウイルス対策ソフトの契約期間が切れると、ウイルス定義ファイルを更新できず、最新のウイルスに対応できなくなることがありますので、ご注意ください。
BIGLOBEでは、下記サービスなどをご用意しています。
- セキュリティセット・プレミアム
※有料のサービスです。
ファイアウォール機能
ウイルス対策ソフトにファイアウォール機能が付属している場合は、有効な状態にしてください。
ソフトウェアやアプリは信頼できるサイトからダウンロードする
ソフトウェアやアプリは、OSの配布元や携帯電話会社など、信頼性の高いサイトからダウンロードするようにしましょう。
また、スマートフォンのアプリをインストールする場合は、要求される「アクセス許可」の内容をよく確認してください。不正なアプリの場合、本来は必要のない情報にもアクセスを要求している場合があります。
パスワードの管理
IDやパスワードの不正利用による被害を防ぐため、以下のような対策を行ってください。
- 複数のサービスで同じ文字列を使いまわさない
1つのサービスからパスワードが漏れてしまった場合、同じパスワードを使っている他のサービスにも不正アクセスされ、被害が拡大するおそれがあります。 - 他人に推測されやすい文字列にしない
(生年月日、一般的な英単語、同じ文字の繰り返し、キーボードの配列など)
「123456」「qwerty」「password」「abc123」などは、危険なパスワードとしてよく知られています。
BIGLOBEでは、不正利用をいち早く検知するためのサービスもご用意しています。
(無線LANを使っている場合)無線LANのセキュリティ設定の確認
無線LANルータ(Wi-Fiルータ)の利用については、警視庁からも注意喚起が行われています。
設定画面のパスワードを変更する
設定画面には必ずパスワードを設定してください。
初期パスワードが設定されている無線LANルータの場合は、必ず別のパスワードに変更してからご利用ください。
ファームウェアのアップデート
Windows Updateなどと同じように、無線LANルータのファームウェアも最新の状態に更新してください。アップデートの方法は、付属のマニュアルをごらんいただくか、メーカーのサポート窓口へお問い合わせください。
通信内容を暗号化する
通信内容を暗号化すれば、第三者には通信内容がわからなくなります。
現時点ではWPA3(非対応の場合はWPA2)の暗号化方式を選択すると良いでしょう。
第三者がアクセスポイントを使えないようにする
SSIDの隠蔽(アクセスポイントを隠すこと)やMACアドレスフィルタリング(接続できる端末限定すること)などがありますが、これだけでは対策として不十分です。
必ず通信内容の暗号化やパスワード設定とあわせて利用してください。