OS・ソフトウェアを最新にする
WindowsなどのOSやWebブラウザなどのソフトウェアでは、脆弱性と呼ばれる情報セキュリティ上の問題が発見されることがあります。
この問題を解決するために、「Windows Update」などのアップデートをすると、不具合や脆弱性が解消され、ウイルス感染などに対して強化されます。常に最新の状態にしておくために、自動で更新プログラムをインストールする機能を有効にしておきましょう。
また、OS以外の「Adobe Reader」などのソフトウェアもアップデートが必要となります。代表的なソフトウェアに関しては、「ソフトウェアの更新が必要です」という形で通知が表示されることが多くなっています。通知が表示されたら、忘れず更新しましょう。
さまざまなソフトウェアの
自動アップデート通知画面
ウイルス対策ソフトを正しく使う
ウイルス対策ソフトを導入していないパソコンをインターネットに接続すると、ものの数分でウイルスに感染するといわれています。ウイルス対策ソフトの導入はパソコンを利用する上で必須のウイルス対策です。
また、セキュリティ対策ソフトは、ウイルスの特徴を記録する「ウイルス定義ファイル」によってウイルスを検出します。このウイルス定義ファイルの更新を行わないと新しいウイルスを見逃してしまう可能性があるため、ウイルス定義ファイルは常に最新の状態にしましょう。
ID・パスワードをしっかり管理
ID・パスワードは、第三者にとって割り出しにくいものである必要があります。誕生日や電話番号などの意味のある文字の羅列は推測されやすいため、文字・数字・記号の混在した推測されにくい羅列にしましょう。
また、複数のサービスやサイトで同じID・パスワードを使いまわすと危険なので避け、年に1回など定期的に変更するようにしましょう。
パスワードを定期的に
変えるためのヒント
セキュリティ三原則以外にも気を付けよう!
不審なメールのURLなどを
クリックしない
不審なメールの本文に書かれたURLをクリックすると、ウイルスに感染する危険性が高まります。
怪しいWebサイトを
訪れない
悪質なWebサイトの中にウイルスが埋め込まれていて、ブラウザで閲覧するだけで感染してしまう恐れがあります。
不審なソフトを
インストールしない
ウイルスなどが仕掛けられている場合があるので、信頼できる発行元から販売・配布されているものであることを確認してダウンロードするようにしましょう。
Android端末も標的に!
スマホ&タブレットのセキュリティ
「野良アプリ」の
利用は慎重に行う
Android端末の公式のアプリストア「Google Play」以外のサイトで配布されるアプリ(野良アプリ)には危険なものが多数あります。Android端末にアプリをインストールする際は、必ず「Google Play」からダウンロードしましょう。また、インストールする際には、アプリの権限情報をチェックし、個人情報や電話帳にアクセスするアプリについては注意しましょう。また、アプリの提供元も必ず確認するようにしましょう。
スマホ&タブレットにも
ウイルス対策ソフトを導入する
不正アプリに仕込まれたウイルス、メールに添付されたウイルス、閲覧すると危険なサイトなどAndroid端末もさまざまな脅威に狙われています。スマホはいわば、“小さなパソコン”です。パソコンと同様、Android端末にもウイルス対策ソフトを導入しましょう。